powerd by 楽市360

『ゴールデンウィークは地獄?』

世間には、ゴールデンウィークが、血ヘドを吐くくらい地獄に感じる人がいます。
ゴールデンウィークと言えば、旅行しに行ったり、のんびりしたり、楽しむモノというイメージが強いのですが……。
一体、ゴールデンウィークを地獄と感じる人とはどんな人なのでしょうか?
それは、公認会計士の試験を受けようとしている人達です。
公認会計士の試験は、司法試験と並ぶ、合格者のパーセントが激低い難関試験の一つです。
僅かな合格者になるべく、公認会計士の試験に臨む人々は、毎年ゴールデンウィークになると、夜を徹して勉強にいそしむのです。
なぜ、ゴールデンウィークのような楽しいイベントで、息抜きもしないで勉強しなければならないのでしょうか?
それは、公認会計士の試験が、毎年5月の下旬にあるからです。つまり、ゴールデンウィークは追い込みの一番激しい時なんですね。
今年平成20年は、5月25日に公認会計士の試験が行なわれるそうです。
なんで4月の下旬に試験を行なわないのでしょうか。
私が思うに、受験者の精神衛生上、5月の下旬に試験を行なうのは良くない気がするのですが……。

『壮絶な日常』

「え、なんで、昼ごはん食べてるの?」
これは、公認会計士を目指して予備校に通っていた友人が口にした言葉です。
それは昼に、友人が予備校の学食に行った時のことでした。毎日、公認会計士の試験勉強を頑張っていて『猛者』と皆から呼ばれている人物が昼ごはんを食べていたのを見たからです。
昼ごはんを食べる行為は悪いことではありませんし、むしろ当たり前のことです。それに『猛者』はダイエットをしていたわけではありません。
では、何故、友人は『猛者』に、そんな言葉をかけたのでしょうか?
なんと、その『猛者』は普段から「時間が勿体無い」と言って、昼ごはんを食べずにずっと公認会計士の勉強をしていたそうなのです。
『猛者』はその甲斐あって、次の試験で合格し、見事、公認会計士になったそうです。
たまたま、その日に限って昼ごはんを食べていたというだけで驚かれてしまう――。
そんな非日常の生活をしなければ合格出来ない公認会計士。
本当に、公認会計士になるのって難しいことなんですね。

『まだ、あと2年もあるの?』

「やっと狭き門をくぐり抜けたのに……」
公認会計士の試験は、司法試験に並ぶ、最難関の国家試験です。
合格者は毎年、受験者の一割にも満たず、中には何年も公認会計士の勉強を続けている方もいます。
その狭き門をくぐって、見事、合格!
しかし、これですぐに公認会計士になれるわけではない、というから驚きです。
公認会計士として登録されるには、それから2年の実務経験を積み、その間、日本公認会計士協会の実施する実務補習を受けなくてはなりません。
協会は、責任をもって世に公認会計士を送り出す立場にあるわけですから、厳格に公認会計士の卵たちを判断します。協会の修了考査を合格しなければ、晴れて公認会計士にはなれないのです。
つまり、試験を合格してから、少なくても2年は協会の下で、更に勉強しなければならない訳です。
折角、厳しい国家試験をパスしたんだから、協会も緩くしてやればいいのに……。
なんて、私は思うのですが、皆さんの意見はどうですか?

<お気に入りリンク>
ラベンハムのキルティングジャケット | ファッションセンターしまむら日誌 | ゴミ分別入門:基礎編 | ビビアンのネックレス | 無料フランス語辞典 | コムサイズムのスーツ | 看護師のバイトが増えています。 | ボーダーコリーの子犬は賢くしつけもし易いんです。 | クレジットナビのナビ |
Copyright © 2007 公認会計士の試験は大変だ